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ゼニカルについて

女性

ゼニカルとは、肥満治療薬として世界トップレベルとも言える知名度を誇っている製品です。

世界17カ国以上で用いられ、各国で肥満治療を行う人達から支持されています。

開発・製造元は、スイスの大手製薬会社ホフマン・ラロシュ社で、1998年から発売されるようになりました。

日本では現在未認可となっていますが、アメリカ米国食品医薬品局(FDA)では認可されています。

ゼニカルは単なる肥満解消だけでなく、肥満による高血圧や高脂血症、糖尿病などの病の改善にも役立てられています。

主成分はオルリスタットや、オーリスタットなどと呼ばれています。


ゼニカルの効果、効能について

ゼニカルの効果、効能は、脂肪吸収の抑制にあります。

ゼニカルは、主成分であるオルリスタットによる作用で、脂肪分解酵素であるリパーゼのはたらきを抑制し、脂肪吸収抑制の効果を実現させます。

リパーゼとは、摂取した脂肪分を小さな分子に分解するはたらきを持つ酵素ですが、この酵素のはたらきが結果的に体内に脂肪分を蓄積させる原因となります。

よって、リパーゼのはたらきを抑えることは脂肪分の分解を防ぐことにつながり、結果的に分解されなかった脂肪分を便として外へ排出することが可能となるのです。

この効果からゼニカルは、高カロリーな食事を摂取したとしても脂肪分を排出できるとして、食べることを我慢することなくダイエットができる薬として支持を集めています。

ただし、ゼニカルの効果については、新たに摂取する脂肪分に対して望めるものです。

既に体内に蓄積された脂肪分を溶かすような作用はないため、現在の体型を元に戻す目的のためには、運動や食事制限なども当然ながら行う必要があります。

ゼニカルは、ただ飲むだけで痩せられる薬という訳ではありません。新たに摂取する脂肪分を排出する作用で、ダイエットを効果的に行いやすくするためのお薬です。

このため特に、ある程度減量を成功させた上であと少し体重を落としたいと考える人や、体型管理をする上であと数キロの減量を実現させたいと考える人などにとっては、より効果的なダイエット薬になると言えるでしょう。


ゼニカルの服用方法について

ゼニカルの服用方法は、1日3回の食事の際に1回1錠を水と一緒に服用するものです。

タイミングとしては 食間ではなく食事中、もしくは食後1時間以内とされています。

飲み忘れてしまった場合があっても、忘れたことに気付いた時点で飲むようなことはしません。

また、 例え1回分忘れてしまったからといって、次のタイミングで2回分を一度に服用するようなことは辞めましょう。


ゼニカルの副作用について

ゼニカルの副作用については、人体に重篤な害を与えるようなものはないと言われています。

これは 体内に入ったゼニカルの内99%は便として排出されてしまうため、体内で残ることで何らかの作用が起きてしまう心配がないためです。

現に、ゼニカルの通常の服用で重い副作用の報告などは出されていません。

一時期、肝障害を起こす可能性が指摘されたこともありましたが、ゼニカルと肝障害の関係性は立証されず、再びFDAの認可を獲得するに至っています。

敢えて副作用と呼べるものとしては、便意が増すことや軟便や下痢になること、おならが出やすくなることなどになります。

ただし、どんな製品でも個人差によってアレルギーなど体調に異常を感じてしまうことはありますので、問題に気付いた時は早めに医療機関を受診するよう心がけてください。


ゼニカルの注意点について

ゼニカルの注意点としては、ベータカロチンやビタミンEなどの脂溶性栄養素類の不足が指摘されています。

脂溶性栄養素とはその名の通り、脂に溶ける栄養素類のことです。

脂溶性栄養素類はゼニカルの作用を受け体内に吸収されず、脂肪と共に外に排出されてしまいます。

このため、ゼニカルを服用する際はマルチビタミンサプリメントなどを併用し、脂溶性栄養素類を積極的に補うことが必要とされます。

マルチビタミンサプリメントなどの摂取量については、ゼニカルによって排出される分も踏まえて、1日推進量よりもやや多めを意識するとよいでしょう。

サプリメントなどの意識的摂取を行わなかった場合は、肌が乾燥肌になるなどの異常があらわれるようになることもあります。

また、ゼニカルを服用中は脂肪分を便として排出するために、便自体に油っぽさを感じるような状態になってしまいます。

便の状態も個人により、また摂取した脂肪分の量により様々ですが、ゼニカルを服用中はトイレも通常以上に汚れやすくなるということも、頭に置いておいた方が良いと言えるでしょう。

他にも、感覚的にはおならのつもりでも、実際には便として排出されるべき油が出てしまい、下着を汚してしまうようなケースも報告されています。

下着を汚してしまうことを考えた対処についても、日頃から思案し行っておくと安心でしょう。